パラワンオオヒラタの飼育(割り出し)

クワガタ産卵

パラワンオオヒラタの割り出しを行いました。
(※画像はパラワン♂個体の参考画像です)


画像003 002

【パラワン♂参考画像】

【飼育種】
和名:パラワンオオヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus palawanicus

産地:フィリピン産

【結果】(2セット組んで):幼虫2821頭+卵1個

・・産卵セット方法・・

【産卵に使用した親虫】♂75mmF1×♀48mmF1
【産卵に使用したマット】完熟Matのみ
【産卵に使用するケース】
クリーンケースM(W305×D195×H232)
【セット期間】約2ヶ月
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を深さ7割位で固く詰める。残りの1割程度はフンワリと。

図示すると以下の様な感じになります。

 




クリックでクワガタ発酵マット産卵の詳細に移動


画像003 007
 
【顎は欠けてはいるがまだまだ元気な親♀】



画像003 006

【幼虫割り出し:薬入れケースが便利(^^)】


画像003 008
 
【唯一の卵でした】


画像003 011
 
【ブヨブヨ病にかかった幼虫】
(ピント悪くてすみません・・)

パラワンオオヒラタの割り出し。
親はF1個体。♂は♀殺しを避ける為に小さめの70mmUPを使用しました。
セットはいつも行うくわMatではなく完熟Matでセットしましたが、問題なく産んでくれました。
頭数はやや少なめですが、まだ♀が元気なので再セットを組めば更に産卵数は増えるでしょう。

今回も出来るだけ卵で取り出したくなかったので、セット期間を2ヶ月程度と長く放置しました。
親♀の体重がそこまで軽くなかった所を見ると何頭か食された幼虫もいることだと思います。

割り出しで出てきた幼虫の中にブヨブヨ病の幼虫が2頭いました。
画像も上でUPしましたがあめ色に体が透けています。生きてはいますが残念ながら長くはもたないでしょう。。未だに持ってブヨブヨ病の謎は分かりませんが、なんともやっかいな病気です。

コメント

  1. カラーアイ より:

    2ヶ月で28頭とはスゴイですね!自分はせいぜい10頭前後です。f^_^; ところで、ちょくちょくオオクワ(白・赤・ピンク)・ホペイ(赤)・パラワン(赤)等で目にする『カラーアイ』ですが、これって、やはり『突然変異』なんでしょうか?…取り上げていただければ幸いです m(._.)m

  2. タケサン より:

    私も先日パラワン75?oワイルドペアを購入し、菌床産卵にチャレンジしようと思い、早速、大ケースにBasicクヌギブロックを入れ、周りをクワマットで固めてセットを組み、♀だけを投入してみたのですが、翌朝様子を見ると、♀が全く動かなくなって、胴体関節もグニャグニャして、水や息を吹きかけても反応なしで、てっきり☆になってしまったと嘆き悲しんでいました。ところが、ケースから出して10分程して見たら、後ろ足がほんの少しピクリ…、生きてる!しばらく経つと元気になりました。♀が弱った原因は何なのでしょう? 因みに、クワマットは開封時、発酵臭があったので、2日程日陰の風通しの良い所で管理したら、酸っぱい臭いは消え、何か香ばしい臭いだけになったのでセットしました。蓋の下には小さな穴を開けたビニールを挟みました。マットのガス抜きが不十分だったのでしょうか? よろしければアドバイス下さいm(_ _)m

  3. shiho より:

    カラーアイさん レスありがとうございます。 カラーアイについてですが、まだ私もそこまで詳しくはしらないんです。勉強してみたいと思います。 タケサンさん レスありがとうございます。 そのようなケースありますね、確かに。私も何度か経験しました。死んでいると持って別に管理していて、時間が経ってみると居なくなっている・・・こんなことがあります。私的には酸欠の影響がつよいのではないかと思った事もありますが・・・。

  4. タケサン より:

    shihoさんありがとうございます。 その後、ビニールを外して♀を産卵セットに戻して1日経ちますが、特に♀が弱った様子はありません。やはりマットのガスや禁止活性による酸欠が怪しいと感じています。 何とか産んでもらって、95ミリアップの作出を成就したいと思います。 またパラワンの飼育報告を楽しみにしております。

タイトルとURLをコピーしました