国産シリーズまだまだ続きます。今回は南西諸島の雄、スジブトヒラタの羽化報告です。
【♂61mm】
【♀40mm】
【飼育種】
和名：スジブトヒラタクワガタ
学名：Dorcus metacostatus
産地：日本 奄美大島
累代：ＷＦ1
【羽化体長】
♂：61mm
♀：40mm
【使用したエサ】
♂：Element1100×2本
♀：Element1100×2本
【えさ交換回数】途中1回（計2本）
【設定管理温度】23～25℃前後
【羽化までにかかった時間】初令投入して合計約11ヶ月程度
徳之島と奄美大島だけに生息する特産種。背中の縦筋の模様がとても美しく、大変格好の良いクワガタです。現地での採集方法は主にトラップ。
バナナ等で作った自作トラップでの採集方法が一番効果的だといいます。
飼育は非常に容易。菌糸ビン、マットどちらでも容易に育ちます。今回♂はElement1100
を使用。2本目の半ば位で暴れ始め、そのまま蛹化。格好の良い形の個体が羽化してくれました。♀の方も2本使用しましたが、ほぼ1本で十分。
2本目は捨てビン状態でした。
♂も勿論格好よいのですが、私は♀の方が美しく感じます。背中の模様が彫刻のように浮き出ていて本当にキレイですよ。
皆様機会がありましたら是非一度飼育してみて下さいませ。（＾＾）
コメント
国産ヒラタは飼育したことがありませんが、スジブトヒラタなかなか魅力的なヒラタですね！ ♂は最大でどのくらいのサイズになるのでしょうか？ 今年辺り機会があれば飼育してみたいなぁ～と記事を見て思いました。
こんにちは、スジブトヒラタの背のスジって、魅力的ですね～。 質問させて下さい。 過去のshihoさんの日記を拝見させていただいていると、アンテを、菌糸瓶一本で80ｍｍ以上を羽化させておられるのですが、何か特別なことをされているのでしょうか？コツなど、アドバイスがあれば、教えてください。よろしくお願いします。
まーぼーさん レスありがとうございます。 ギネスサイズ等、私もちょっと詳しい事は分からないのですが、前に聞いた話では70mmは越える個体もいるそうです。ご参考までに・・・。 ホケチさん レスありがとうございます。 確かに過去ヒマラヤ系アンテを菌糸1本羽化で80mmクラスを羽化させたことがあります。その時は特に何か特別な事をしたという記憶はありません。でもあえて言うならば、「大型が出やすいヒマラヤ系だったこと」、「血統が良かったかもしれないこと」、「低温飼育とその時の管理環境がマッチしたのかもしれないということ」、この点なのかもしれません。のかもしれません。ご参考までに聞いて頂けますと幸いです。
スジブトギネス71・2ミリです、まーぼーさんスジブトはワイルドは産みにくいので飼育品がいいですよ
アパート大家さん、ありがとうございます。 機会があれば飼育品を入手してみようと思います。
こんばんは
累代が不明で一昨年、昨年の二回、幼虫を飼育。
一昨年のものは蛹化不全で全滅。
昨年のものは今年無事に蛹に。
しかし、オスが軽い羽根パカと完全ハの字。
メスがぐちゃぐちゃで数日後に⭐。
理由がわかりません。自分なりに思うのが累代不明が原因なのかなぁとか思います。
スジブトヒラタは蛹化不全、羽化不全を起こしやすいのでしょうか？
教えてください。
やまたかさん
レスありがとうございます。
スジブトヒラタは過去何度も飼育したことがありますが、私の場合はほとんど蛹化不全、羽化不全は見られませんでした。
ちなみに私が羽化させた個体はほとんどがＷＦ1個体。
ワイルド♀からの持ち腹だったので、累代による障害は全くありませんでした。
その後、Ｆ3位まで累代を続けた血統がいましたが、その時までは不全だった個体は見かけなかったと記憶しております。
なので、やまたかさんがおっしゃるようにもしかしたら累代が進みすぎているのが原因という可能性もあるのかもしれません。あくまで推測ですが・・・。
ご参考程度に聞いて頂けると幸いです。
コメントありがとうございました。
飼育日記担当：Shiho
ありがとうございます。