<全体の感想>

今回は本土産コクワガタ1セットを割り出しました。今回は卵も入れて28とまずまず、親♀も一生懸命頑張ってくれました。毎回言いますが、本当に感謝、感謝です。

今回の産卵セットもマット+材を使用した産卵で行いました。材にもマットにも幼虫が確認出来ましたが、どちらかとうと材の方に多く入っていました。 卵は全て材より発見したので、材の表面近くで孵化した幼虫が食していく内にマットの方に移行したのではないかと推測しております。

今回のマットはきのこマットでセットしてみました。熟度の浅いマットなので、マット産みには向かないかと思っていましたが、こちらのマットでもマット産みも確認出来ているので問題はなさそうですね。

産卵設定温度は少し高めに設定しました。 25~28℃程度、ほとんど27℃帯でキープするように頑張りました。この時期は寒いので、エアコンは自動でつけっぱなしでした。

今回のセットでは卵を含めて28頭、前々から割り出している本土コクワガタの数にしては少し物足りなさを感じましたが、それでも十分。産んでいただけているだけで感謝感謝です。(^^)

今回のセットで本土コクワガタの産卵セットの割り出しも最後となりました。本土コクワガタに関しては数にバラつきはありましたが、今季はどのセットも失敗がなかったのがうれしいですね。いかに繁殖能力が高いかを感じました。

3月に入りました。耐寒性の高いコクワガタならばもう1~2ヶ月もすれば野外でも動き出す個体もいるはずです。今年も沢山の生体に巡り逢えたら嬉しいですね。いまからシーズンが楽しみです。(^^)