クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2018年【No.23】ワイルドオオクワガタ現る!【九州:宮崎編】

国産オオクワガタ

時は少し前(8月上旬頃)の話になりますが、別のポイントの様子が知りたくて少し遠出しました。

今回はその時の様子をご紹介したいと思います。

 

やって来たのはハルニレが主の混生地。

ハルニレの他にも、クヌギ、コナラ、ヤナギ、シラカシ、ヤシャブシ、アカメガシワ等、クワガタが集まる木が沢山混生している場所です。

 

 

さっそくチェックしていくと、

ノコギリクワガタが鈴なりに付いていました。

こちらからは見えませんが、この反対側にも、もう2頭♂と♀がくっ付いています。

合計5頭一緒にいますね。

 

 

 

カナブンも多数樹液に群れています。

 

 

周りの木をほんの少し揺らしただけで、

カブト♂が落ちて来ました。

 

と同時に、

 

カブト♀も一緒に、少し時間差で落ちて来ました。

 

 

 

この大きなハルニレの木からは、

 

 

 

ノコギリクワガタ♂66mm(後程計測)

 

 

 

コクワガタ♂42mm(後程計測)

 

 

 

ミヤマクワガタ♂55mm(後程計測)

 

他、3頭、合計6頭のクワガタシャワーを浴びました!

 

 

少し場所を移動してから、

 

 

ハルニレのウロをチェックすると、

小さなクワガタの姿が見えました!

 

実はこの時「コクワかヒラタの小型が入っているからまずは撮影しておこうか」と、軽い気持ちで先行撮影をしたのですが、

 

いざその個体を取り出して見ると、

 

えっ、これは!???

 

 

オッ、オオクワガタ!?

 

 

傷だらけのボディ。

しかし紛れもなき、

オオクワガタ♂!!

 

 

 

く~っ!!

小さい個体ですが、やっぱりオオクワガタは格好良いっ!!^^

 

 

 

帰宅後の測定で、

オオクワガタ♂57.3mm

を指しました!

 

本当に久しぶりのオオクワガタです。

勿論、他のクワガタ達も当然嬉しいのですが、私が通うフィールドでは、オオクワガタは一年に、いや長い時は数年に一頭出逢うかどうかの種。

やはり格別なものがあります。

 

過去にはいつもクヌギで採れるのですが、今回はハルニレ。

やはり宮崎ではかなり頼りになる木です。^^

 

この様な感じで採集を楽しみました!

今回の目玉は何といってもオオクワガタ
♀が採れれば是非ブリードしてみたいのですが、贅沢は言っていられません。

 

また次回の採集も楽しみになりました。^^

 

 

※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

コメント

  1. Yuki より:

    おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお〜(゚∀゚)(゚∀゚)
    紛れもないWILD、見事な天然物ですね!
    やはり、天然は肌の質感が、ブリード物とは明らかに違いますね!
    そして、背中、顎の傷が、自然での厳しい闘いを切り抜けてきた事を物語っていますね!
    よくオオクワは臆病とか言われますけど、僕はそんな事全く無いと思います。
    無駄な戦いはしないと思いますが、実際はかなり好戦的だと思います。
    ブリード個体を木の上で他のクワガタと戦わせても、あまり積極的ではないかもしれませんが、自然では洞の周辺、さらには木自体から、敵を追い払うために必死に闘いを挑んでいるのではないでしょうか。
    でないと、その洞にはヒラタが入るでしょうから。
    また、その木にオオクワがいると、他のクワガタが一匹も居ないみたいなことも言われてますね。
    ヒラタを含め、全てを追い払う訳ですから、実際はかなり強いのでしょうね。
    僕は、ミヤマデビュー失敗の次の日から、2日連続で河川敷に行きました〜。
    人生初の河川敷、ヒラタでかなり有名なところです〜絶対ヒラタ居るでしょ、早速激藪漕いで、ヤナギチェック〜樹液ダラダラ洞、隙間あり〜これは!、これは!…居ない…
    てな感じで、イバラ(メッチャ痛い(涙)や身長程もある藪に突入しまくりでしたが、2日で樹液ダラダラの木をかなり見つけました。
    が、なんとカナブン一匹いない!ハチも居ない!ケシキスイもゼロ!
    今日ようやくコクワ♂を一匹見つけましたが、藪に落ちました☆
    特に今日は、10キロ以上歩きましたが、コクワ♂一頭のみ…。
    いかに有名な河川敷でも、時期には勝てない様ですね…。
    しかし、採れそうな木は分かったので、来年に期待です。
    なので、明日は夜に、前のミヤマがいるらしい?ポイントへ!
    平地はほぼ壊滅状態ですが、山間部は、まだ少し居る様な感じです。
    しかし、やはりオオクワ見たら、オオクワ採りたくなりました!
    実は、将来オオクワを採りに行く時のために、採集に行かない日は、公園の小さなトレーニング場みたいなとこの高鉄棒や雲底等で、懸垂、逆上がりなどを、毎日欠かさずやっています。
    おかげで、始めて一年位ですが、懸垂ゼロ回から、懸垂10回出来るようになりました。
    マッスルアップも、二回だけできます(体重軽いだけで、筋肉は全然ですが(*´-`))。
    しかし、まだ木登りには筋力が足りない気がします。
    来年こそは、オオクワの居る所に行きたい!と、思っていますが…( ̄▽ ̄)
    一週間あれば、採れると思うのですが…。

  2. S.I より:

    凄いですね((((;゜Д゜)))本当にオオクワがいるんですねΣ(゜Д゜)
    今でこそブリード技術が進歩して手に入れるだけなら随分容易になりましたが、私が小さい頃は図鑑でしか見たことがなく、いつか採りたいと図鑑を眺めて思いを馳せたものです。
    身近にいるなかで一番近いイメージのヒラタが好きになった理由でもあります(^-^)/
    そんなオオクワが採集できるなんて…なんてスバラシイ(* ̄∇ ̄*)
    貴重なワイルドオオクワ…是非ともお嫁さんを見つけてあげて下さい(^o^ゞ

  3. tsukiyono より:

    Yuki さん

    レスありがとうございます。

    はい、オオクワガタGETすることが出来ました。
    小型で傷だらけの個体でしたが、やはり嬉しいものですね。
    しかし欲を言えば♀が欲しい。

    昔採ったワイルドオオクワの子孫も累代が進んでいますので、ここいらで新しいWF1個体が欲しい所です。

    オオクワポイントは局所的なので普段はあまり行かないポイントなのですが、♀を求めてあと何回かは通ってみようかと思います。

    河川敷に行かれたのですね。
    確かに河川敷採集って良く聞きますよね。

    私の場合、宮崎ではほとんどが山間での採集なので、河川敷採集するのは群馬県に訪れた時位です。
    宮崎ではまだほとんど未経験ですので、敢えて挑戦してみるのも面白いかもしれませんね。
    機会があればやってみたいと思います。

    しかし月日が過ぎるのは早いものでもう時期的にはシーズン終盤という感じですね。
    台風も近づいており、今週末の天気予報は雨マークが続いていますが、私も何とか合間をぬってガンガン行ってみたいと思います。

    Yuki さんも採集頑張って下さいね。
    朗報お待ちしておりますよ~!^^

    飼育日記担当:Shiho

  4. tsukiyono より:

    S.I さん

    レスありがとうございます。

    はい、何とかオオクワガタGETすること出来ました!^^

    おっしゃる通り、ワイルドの♀が欲しい所です。
    ここ数年ワイルド♀からの累代は行えていませんので、今年は何とかGET出来れば幸運です。

    頑張って探しに行ってみたいと思います。

    S.I さんの方も採集頑張って下さいませ。
    朗報お待ちしておりますよ!^^

    飼育日記担当:Shiho

  5. Yuki より:

    今日は豪雨と雷で明日に延期ですね〜(*´-`)
    宮崎の河川敷、有名では無い様ですが大淀川と言う所で、最近68mmのヒラタが採集されているみたいですよ。
    河川敷採集は藪とイバラとの戦いですが、見つけたときの達成感も、普段とはまた違うんでしょうね。
    …まぁ、僕はまだコクワ一匹ですが(・∀・)
    なので今日は、今から掻き出し棒作りです。
    僕の場合は、いろんな状況に対応出来るよう、素材を変えています。
    普段最も出番の多い、また硬く丈夫で、しなりも抜群のスポーク、ヒラタとの格闘で威力を発揮する、太く硬いですが、普通に曲げられる、百均のハンガー、簡単に曲がるため、必要以上に力が入ると曲がり、虫を傷付けない、小型との格闘に向いた針金(やや細め)等から、自作します。
    僕は、棒の先端を輪っかにし、金属のストラップ?の様なものを付けて、カラビナに装着し、腰から下げています。
    そうすることで、どの棒でもすぐに取り外しが可能です。
    持ち手部分にビニールテープを巻くと、持ちやすくて良いですね。
    実は、僕はかなりの道具マニアで、またライトも、現在でクワガタ用で7本持っています。
    また基本全ての道具を手作りで作成し、ライトのホルスターも、手縫いで作っています(^^)

  6. tsukiyono より:

    Yuki さん

    いつもレスありがとうございます。

    そうかのですか、宮崎の河川敷でも採集実績はあるんですね~。
    しかもヒラタ68mmとはかなりの大物ですね!凄い。
    これは念入りに開拓してみる価値はあるかもしれませんね、情報ありがとうございます!

    掻き出し棒、お手製なのですね!素晴らしいっ!

    私は自転車のスポークそのまま使用しています。
    私も真ん中に滑り止め用&落した時の発見させやすいように色付きのビニールテープをグルグルと巻いています。

    あっ、ネブト用だけはスポークでは大きすぎるので、小さな針金で自作していますが。。

    色々と工夫した道具で採集が上手くいくと嬉しいですよね。
    聞いているだけで楽しくなります。

    沢山の情報ありがとうございます。
    またのコメントお待ちしております。

    飼育日記担当:Shiho

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