きのこマットが出来るまで【群馬滞在記】

月夜野きのこ園

7月に行われた世界のクワガタカブト大集合イベントに出席するため群馬に滞在する事約10日間。

滞在中に他にも群馬での採集や月夜野きのこ園内での色んな体験が出来ました。

 

今回はその月夜野きのこ園内で作られているきのこマットの製造工程の一部を簡易ではございますが少しご紹介してみたいと思います。

 

※制作段階にて企業秘密も御座いますので、詳しい説明は一部省略させて頂きます。ご了承下さいませ※

 

 

マットの原料が到着。(きのこの菌で分解されたオガ)

 

 

これはきのこマットの原料。

画像は原料の質をチェックする社長の金子氏。

この時点ではきのこの菌での分解は完了していますが、発酵は浅く、臭いを嗅ぐと少し酸っぱい臭いが漂っていました。

 

 

次にその原料をこのタンクに入れて発酵させます。

 

 

一番上にいる私:Shiho。

こんなに大きいタンクで発酵させます。

 

 

一番上にある大きな穴に原料が入れられ発酵を開始します。

発酵温度は約50~60℃になります。

 

 

発酵が完了したきのこマットが出て来ました。

まだ暖かく、臭いはちょっと表現が難しいですが土っぽい大地の香り。

出来立てほやほやのきのこマットです!

 

その後、ふるいをかけ異物などを取り除く作業をした後に加水等の調整をします。

 

そして袋詰めされたのが、

きのこマット

 

完成です!

 

如何でしたでしょうか?
月夜野きのこ園ではこのようにしてきのこマットを製造しております。

 

ただ冒頭でも書きましたが、企業秘密も含まれていますので一部の工程を省略させて書かせて頂きました。

マット製造の簡単な流れという意味でご覧頂ければ幸いです。

何卒ご理解&ご了承下さいますようお願い申し上げます。

コメント

  1. Yuki より:

    タンクでかいですね〜(^O^)
    Shihoさんが、まるで小人の様に見えます(笑)。
    でも、全国からの注文に応えるには、それくらい大きくないとダメなのかもしれませんね。
    しかし、この装備を作るには、かなりのお金がかかりそうですね〜( ̄∀ ̄)

  2. tsukiyono より:

    Yukiさん

    レスありがとうございます。
    そうですね~大きいですよね、私も久しぶりに見ましたが圧巻でした^^
    コメントありがとうございます!

    飼育日記担当:Shiho

  3. S.I より:

    キノコマット我が家でも産卵や幼虫飼育に重宝しています。店長さんが自ら品質のチェックをされるとは なかなかの拘り様ですね(^-^)/
    今朝のこと、8月末に蛹化していたヒラタ♀が羽化していました。
    菌糸に入れて3ヶ月ちょっとの超早期羽化なのでサイズは小さいですが、無事に育ってくれて良かったです(^^)v

  4. tsukiyono より:

    S.I さん

    レスありがとうございます。

    きのこマットご使用頂き まことにありがとうございます!^^

    ヒラタ♀羽化おめでとうございます!
    そうですよね、まずは無事に羽化してくれることが一番ですよね^^

    飼育日記担当:Shiho

  5. 日髙知青 より:

    きのこマットは冷凍殺虫をしてから使用するほうがよいでしょうか?

  6. tsukiyono より:

    日髙知青 さん

    レスありがとうございます。

    私は試したことはありませんが、もし長期間管理している間にダニや線虫などが発生してしまった場合には、それも手段の一つではないかと思います。

    あくまでも私個人の考え方ですのでご参考までにして頂ければ幸いです。

    飼育日記担当:Shiho

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