クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2019年【No.23】これは珍しい! ミヤマクワガタ雌雄同体現る!!【九州 宮崎編】

宮崎県採集

今回、2日連続(6/19~20)でクワガタ採集に行きましたが、とっても珍しい個体が採れました。

 

その個体が、

 

ミヤマクワガタ雌雄同体個体47mm

 

まず最初に紹介したくて冒頭にアップしました。

せっかちでスミマセン💦

この個体についてはまた後程ご紹介します。

 

まずは、

 

【6/19の採集】

 

この日、宮崎は朝から雨模様だったのですが、昼過ぎ:14時位から次第に天気が回復。

 

うっすらと太陽が出てきました。

 

 

気温も25℃弱とまずまず。

これから太陽が出れば、雨がふっていたせいか更に蒸しあがり気温があがること間違いなし。

 

しかし14時という時間はいかにも中途半端な時間帯なので迷っていたのですが、思い切って行ってみることにしました。

 

今回行ったのは今年初めてのポイント。

というか昨年、一昨年も行っていなかったかな?

2~3年ぶり位の場所です。

 

と、ここで痛恨のミス!

このポイントは車を止めて歩いて入っていくのですが、車の中にデジカメを置き忘れてしました。

それゆえ、採集のリアル様子を撮影することが出来ませんでした。申し訳ございません。。

 

車まで戻り、採集した主な個体を撮影したのがこちら

                  ↓

ノコギリ9♂ & ミヤマ1♂

 

このポイントでは、標高が少し低地気味のせいかノコギリばかりでした。

ノコギリは♂50後半~60半ばUP

 

ミヤマは1頭のみ採れました。

中歯型の♂50mm後半でした。

 

車に戻った時点で17時近くになていましたので、この日はこれで終了としました。

 

 

【6/20の採集】

 

さて、前日の夕方採集は時間も差し迫ったこともあり、何だか不完全燃焼でしたので、晴れであるこの日(6/20)は気合を入れて出発しました!

 

冒頭でも書きましたが、この日珍しい個体と巡り逢えました。

 

この大きなクヌギの木を蹴ってみると、

 

バサバサバサババサっ!!

 

と4頭の落下音がしました。

来ましたクワガタシャワーです!!^^

 

4つ音がしましたが、その内3つを回収。

 

その中の一つに、

 

んっ??♀???

 

何気に拾い上げてみると、

 

 

なっ、なんとっ!!
雌雄同体っ!!!

 

 

アゴ、頭部、胸部までですが、綺麗に半分に♂♀の特徴が出ています!

 

長く採集をしておりますが、野外で雌雄同体の個体と出逢ったのは初めてでした。

かなり感動してしまいました。

 

この日は特大個体とは出会うことは出来ませんでしたが、人生初の野外(ワイルド)ものの雌雄同体ミヤマクワガタと出逢うことが出来ました。

どこでどう出逢いがあるか分からないものですね、だから採集は止められません。

また頑張ります!!^^

※上記の個体ですが動画で配信しております!!ぜひご覧くださいませ♪

 

※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

コメント

  1. かいん より:

    こんばんは。
    質問があるのですがただいまサビイロカブトのブリードを行っております。
    中ケースで産卵セットを組みそこに同居させました。
    ケース底に卵を確認したのですが、その場合は別居させるべきでしょうか?

    また、カブクワは交尾しなくても産卵行動に移るのでしょうか?

  2. tsukiyono より:

    かいんさん

    レスありがとうございます。

    あくまで私の場合ですが、卵を確認したのならば同居は解除し♂は取り出します。
    その卵がきちんと孵化すれば受精は成功しているので安心しても良いと思います。

    交尾しなくてもたまに産むこと(無精卵)はあります。
    その場合は卵が膨らんでいきませんし、孵化しません。

    サビイロカブトは交尾欲も強いので、同居ペアリングだけでなく、ハンドペアリングでも上手くいく可能性が高いと思います。

    確実に交尾成立を目視したければハンドペアリングがお勧めです。

    ご参考までに聞いていただえれば幸いです。

    飼育日記担当:Shiho

  3. S.I より:

    ワイルドのモザイク個体はかなりの激レアですね( ̄□ ̄;)!!
    私は画像でしか見たことないです( ´△`)
    キレイに左右で雌雄が分かれいて神秘的ですね。

    土曜日に採集に行きました。
    ついに愛媛でも極小ですがノコギリがを確認しました。
    まだまだドルクス系がメインですが
    役者が出揃いつつある感じです。

  4. tsukiyono より:

    S.I さん

    レスありがとうございます。

    ありがとうございます、雌雄体のワイルドものは初めてだったので驚きと感動がありました。
    自然ってほんと面白いですよね^^

    ノコギリが出て来たとの事、おめでとうございます。
    これからいよいよ山も賑わってきますね。
    お互いに楽しみましょう^^

    コメントありがとうございました。

    飼育日記担当:Shiho

  5. コサ335 より:

    うえあ~・・・。

    これはマジンガーZですね!(歳バレ~)

    こんなの居るんですね~。

    凄い!奇跡だ~!!!

    私の周りでは、深山を見ることすらなかなかないので・・・。

    ・・・しかも、まだコクワ達しか出会えてないですし・・・。

    実は自転車を始めて、今季はこれで採集・・・と思っていたんですけども・・・

    これが意外と性に合ってしまい、採集より自転車がメインなってしまって・・・。

    クワ初心者のくせに他の事してたら駄目だ~・・・

    ですが、去年捕獲のヒラタ♀が卵を産んでくれました!

    幼虫になって昨日一頭ずつ容器入れ替えをしました!

    初めての事に嬉しく思いました!

    とりあえず普通の昆虫マットですが、菌糸瓶のほうが大きくなるんですかね?

    マットから移すタイミングとかもあるのでしょうか?

    週末は色々楽しくて、指折り数えて待ってます。

    小学生みたいです(笑)。

    そういえば、自転車も虫も、その頃大好きでした。

  6. tsukiyono より:

    コサ335さん

    レスありがとうございます。

    はい、雌雄同体の野外物は私も初めての経験でした。
    感動しました^^

    ヒラタに使用している昆虫マットは弊社の商品でしょうか?
    それ以外の昆虫マットならばそのマット自体がどのようなものなのかちょっと分からないのですみませんが返答は難しいです。

    もし弊社のマットだと仮定すると(きのこマット、完熟マット)、弊社では菌糸の方が大きくなる実績が出ております。

    マットから菌糸へ投入するタイミングですが、早ければ早いほど良いとは思いますが、孵化直後や加齢直後は菌にまかれる可能性が高くなりますのでご注意くださいませ。

    飼育に採集に頑張って下さいませ。
    応援しております。

    コメントありがとうございました。

    飼育日記担当:Shihho

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